五感の中では「耳できく」というのが一番頭に残りやすいのは当たり前。そこでオススメなのは「クイズ王番組の動画」である。今は動画が溢れているので、You Tubeで昔のクイズ番組を視聴することをオススメしたい。「昔の」と書いたのは、いわゆるクイズの基本問題は30年前にほぼ出し尽くされており、昔のクイズを映像で見て、耳で聞くと、楽しみながら、基本問題を覚えてしまえるのである。そこでぜひ見て欲しいのが、「史上最大アメリカ横断ウルトラクイズ」である。手始めに「13回 ウルトラ」を観てもらいたい。たぶん今の君たちなら、間違いなくハマると思う。なぜなら、問題のレベルも、そして早押しの技術も、30年経っても全く色あせないくらいに「最高の作品」だからである。ボルティモアというのは準決勝が行われた地名だが、4人残ったセミファイナリストの早押しレベルがものすごいのだ。もう、ほんますごい。超すんごい早押しが延々CMもなしに20分以上続く。これで何人の視聴者が引き込まれ、何人のマニアを生み出したことか。かく言うボクも、この準決勝ボルティモアを見てクイズを始めようと思ったのだ。   

さて、この番組は1992年まで年1回の秋に日本テレビで4回くらいに渡って放送された伝説の番組だ。簡単に言うと、東京ドームの○×クイズに始まり、クイズの旅をする、そして各チェックポイントでクイズを行い、負けると日本に強制送還、1人ずつ落ちていき、最後に残った2人がニューヨークで自由の女神をバックに決勝を行うという番組である。第16回まで放送されたが、(何度も言うが)見て欲しいのが第13回!ツアーに参加しているのが、ほぼクイズ研の学生という珍しい回なのだ。特に準決勝~決勝にかけては圧巻。決勝にいたっては、優勝者の押しポイントが芸術の域である。「アメリ五大湖の中で、湖全体が合/」「マリーアントワネットが円形や/」「日本で行われている献血の方法は3つ、200/」「北海道や東北地方で、夏の初めの頃に/」「チャールズ・チャップリンバスター・キートンが/」…聞いて答えわかりますか?まあ、この優勝者の押しに当時心から酔いしれたものである。だまされたと思って視聴して欲しい。無料だしね。
第13回アメリカ横断ウルトラクイズ 準決勝 ボルティモア

あと見ていて面白いのが、フジテレビのクイズ王決定戦。特にグランドチャンピオン大会。イルカの頭部=メロン、アルゼンチンの大統領府=ピンクハウス、仏像のほくろみたいなの=白毫(びゃくごう)、など今では基本となる問題が、わんさか出題されていて面白い。ちなみにこの第7回で、ボク、20秒くらい映っているので探してみてね(笑・今回のには映っていませんよ、第7回 FNS 前編 とかで検索したら出てくるけどね)。 今回は第2回グランドチャンピオン大会の後編。


第2回グランドチャンピオン大会(後編)1億2000万人のクイズ王決定戦

 最後は、TBSのクイズ王決定戦。「史上最強 クイズ王」とYou Tubeに入れると、いっぱい出てきます。こちらはフジテレビにくらべて「早押し」というものに焦点をあてた作り。決勝に残った2人は、謎の「カプセル」に入り、ヘッドフォンをして相手の声が聞こえない状態で、超難問に挑むのだ(超難問を15問答えたら優勝)。この番組で語りぐさとなっているのが、クイズ王・西村氏の指の早さだ。「アマゾン川で/」で押して「ポロロッカアマゾン川が逆流する現象)」と答えるシーン。そして、わけのわからん難問をさくさく答えるクイズ王・水津(すいつ)の博識ぶりが見所だ。「頭脳王」や「東大王」で出される難問は、すでに30年前に出題された、手垢のついたベタ問題だったりする。

最後の決勝、難問カプセルクイズは必見。すごく面白い。


第6回史上最強のクイズ王決定戦 2

 

というわけで、時間があったらみてください。