クイズ王への道 連載2

「クイズ王への道・今日のベタ10問」です。

問題選定の基本線でいくと、クイズをしてない人とクイズをしている人で差が開くような…、しかしながらクイズをしている人なら9割の人は反応できる問題です。

では、始めましょう。

1 ミツバチの巣の中で、女王バチになる幼虫が育てられる小部屋のことを何という?

2 国家公務員の平均給与額を100として地方公務員の給与額を算定した指数のことを何という?

3 体操競技跳馬や跳び箱で用いられる、バネのついた踏み切り板を、開発者の名前から何という?

4「遠方の銀河は、その銀河までの距離に比例する速さで遠ざかっている」という法則を、提唱したアメリカの天文学者の名前から何の法則という?

5 1926年黒沢栄一が発見した、種なしブドウを作る際に用いられる植物ホルモンの一種は何?

6 幕末の北方探検家で、「北海道」という地名の命名者として知られるのは?

7 靴下を買うとついてくる、小さな金属製の留め具を何という?

8 宇宙から「ヤーチャイカ(私はカモメ)」という言葉を地球に伝えた、世界で初めての女性宇宙飛行士は?

9 一休さんの父親と言われている、第100代天皇は誰?

10 昭和25年に行われた第1回日本シリーズで優勝した、現在のロッテの前身であるプロ野球チームは?


では解答。

1 ミツバチの巣の中で、女王バチになる幼虫が育てられる小部屋のことを何という?
<王台>
2 国家公務員の平均給与額を100として地方公務員の給与額を算定した指数のことを何という?
ラスパイレス指数> ★毎年この値は47都道府県がザーッと新聞に載りますね。
3 体操競技跳馬や跳び箱で用いられる、バネのついた踏み切り板を、開発者の名前から何という?
ロイター板
4「遠方の銀河は、その銀河までの距離に比例する速さで遠ざかっている」という法則を、提唱したアメリカの天文学者の名前から何の法則という?
ハッブルの法則> ★ハッブル望遠鏡の人。この人は元ボクサーという経歴。
5 1926年黒沢栄一が発見した、種なしブドウを作る際に用いられる植物ホルモンの一種は何?
ジベレリン> ★種なしスイカはコルヒチン。
6 幕末の北方探検家で、「北海道」という地名の命名者として知られるのは?
松浦武四郎(たけしろう)> 
★日本史では黒字ではないが、問題がわかりやすいのでクイズでは頻出。
7 靴下を買うとついてくる、小さな金属製の留め具を何という?
<ソクパス> ★たしか、ソックスとコンパスの合成語だったか。
8 宇宙から「ヤーチャイカ(私はカモメ)」という言葉を地球に伝えた、世界で初めての女性宇宙飛行士は?
<テレシコワ>
9 一休さんの父親と言われている、第100代天皇は誰?
後小松天皇> ★この人で南北朝が統一された、というので日本史では出題される。
10 昭和25年に行われた第1回日本シリーズで優勝した、現在のロッテの前身であるプロ野球チームは?
毎日オリオンズ

[あとがき]
今日はpm7:00からフジテレビで「99人の壁」ですね。早押しクイズです。見たことのない人がいたら、むちゃくちゃ面白いんで、ぜひ見てください。


「クイズがなかなか覚えられない」という人がいると思いますね。
これに対処する方法は3つあります。

1) 自作の問題にしてしまう。
これは最近、ボクがよくやる方法。上記で「テレシコワ」がよくわからん人は、とりあえずWikiで見ると、
・「ボストーク6号に乗り…、」
・「夫のニコラエフも同じく宇宙飛行士であった、…」
なんていうトピックを前振りにつけて、自分の問題として出すことができます。
このようにしてテレシコワを自分のものにするわけですね。
 
ちなみに周辺知識もWikiで見逃せないのは、女性で2人目はザビツカヤと書いてありますよね。こういうのも出題できるわけです。

2) カタカナが苦手な人はダジャレで。
今は自分の鮮明な記憶力で力押ししてるでしょうが、問題を覚えれば覚えるほどごちゃついてくるものです。
こういうときボクはダジャレなりなんなりで、頭にひっかかる「フック」を作っておきます。

例えば、「テレシコワ」って照れ屋、とか夫のニコラエフはいつもニコニコしてるんかなーとか。
 「松浦武四郎」は、キムタクみたいに「マツタケ」で覚えよう、とか。

 クイズを離れていると指が遅くなるという人は、「思い出せるんやろうか?」という一瞬の気持ちが指を遅くさせますね。
 そういう人は、モノを覚えるときに、思い出すための「フック」を(ダジャレでもなんでもいいから)頭につくっておくべきです。これで思い出せる自信はいつでも出来るので、クイズから離れていても指は遅くなりません。

3) クイズの問題集を見るときは雑誌感覚で読め。
どうもね、世界史や日本史の一問一答式問題集が嫌いでね。1問1問答えを指で隠して解いていくと時間がかかるんです、ボクはね。
だから、見開き2ページ開いて、まずはザーッと見る。
すると「へえ」と思うものは自然に頭に入るんです。
この「へえ」を大事にしましょう。
で、ザーッと10ページほど読んだ後、もう1回細かいのもチェックしていく、という方法。で、それでも頭に入らなければ、Wiki等で見て、問題にしちゃう。

この最初にザーッと全体をやってから、次に細部を見る勉強法は、橋下弁護士も同じことをTVで言うてました。
 自分流の勉強法を探してみてください。勉強法は十人十色。

問題 代表作に「十人十色」があるイギリスの劇作家・詩人で、1988年のソウル五輪男子100mでドーピングにより金メダルをはく奪された選手と全く同じ名前なのは?

ではでは。答えは興味があったら調べてね。