クイズ王への道 連載10
クイズベタ、やっと100問達成です。夏の大会も100回。
当然ながら、公立の金足を応援してましたが、とーーっても残念。
でも、ピッチャー吉田君にとっては、先につながっていく敗戦だったのかなあとも。
きっと、数年後、プロとしてこのときの借りを返すことでしょう。
「悔しさ」をバネに頑張っていきましょう。
1 倒れそうになった釈迦にミルク粥を与え、命を救った若い娘の名前が付いた、コーヒーフレッシュの代表格といったら何?
2 児童向けに書かれた、「エミールと探偵たち」「飛ぶ教室」「ふたりのロッテ」などの作品で知られるドイツの文学者は誰?
3 1077年、教皇グレゴリウス7世と対立していた神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が、雪の中で3日間泣きながら許しを乞うた事件を、舞台となったイタリアの地名から何という?
4 学習院入学の際、伊藤博文からのお祝いの品として、日本で初めてランドセルを着用した天皇は誰?
5 それまでに発表した歌手の作品リストはディスコグラフィーといいますが、映画監督の作品リストは英語で何と呼ばれる?
6 1905年にアインシュタインがノーベル賞を受賞したのは、物理学におけるどんな研究に関する業績?
7 島原の乱の鎮圧や鎖国の完成など、その頭の良さから「知恵伊豆」と呼ばれた、徳川家光が将軍を務めた時代の老中は誰?
8 岡屋株式会社が販売している、ゴルフのスコアを記録したり、アンケートに記入したりするときによく使われる、上の部分のクリップと一体になった鉛筆のことを何という??
9 中国政府や中国共産党の公式見解を発表報道する、中華人民共和国の国営通信社は?
10 主人公の少年フランソワ・ルピックの成長過程をユーモラスに描いたルナールの小説で、ルピックの赤い髪の毛とそばかすからついたニックネームがタイトルになっているのは?
では解答です!
1 倒れそうになった釈迦にミルク粥を与え、命を救った若い娘の名前が付いた、コーヒーフレッシュの代表格といったら何?
<スジャータ>
★最初にこの問題を知ったときは「へえ」ってなったものです。ミルクつながり。
★悟りを開く前、断食とかで釈迦がフラフラになってたんでしたかね。で、スジャータがミルク粥を釈迦に与え、よみがえったというエピソード。
2 児童向けに書かれた、「エミールと探偵たち」「飛ぶ教室」「ふたりのロッテ」などの作品で知られるドイツの文学者は誰?
<ケストナー>
★「飛ぶ教室」は、小説の中に出てくる、生徒たちがクリスマスのために上演する劇のタイトルで、教師が飛行機に乗って世界中を旅した後、不時着して天国に行くという話。
★「ふたりのロッテ」は女子の双子。マナカナみたいなもん(って違うか)。
双子の一方の名はロッテ、ではもう一方は?「ルイーゼ」というのもクイズ頻出です。
3 1077年、教皇グレゴリウス7世と対立し、破門された神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が、雪の中で3日間泣きながら許しを乞うた事件を、舞台となったイタリアの地名から何という?
<カノッサの屈辱>
★カノッサ事件でも可だが、世界史の教科書に黒字で載っている「~の屈辱」の方がグー。
★もし追い込まれていたら「1077年」で押してもいいでしょう。
4 学習院入学の際、伊藤博文からのお祝いの品として、日本で初めてランドセルを着用した天皇は誰?
<大正天皇>
★ときの学習院の校長が、乃木坂の名のもとになった軍人「乃木希典」だったと思う。
5 これまでに発表した歌手の作品リストはディスコグラフィーといいますが、映画監督の作品リストは英語で何と呼ばれる?
<フィルモグラフィー>
★この2つはワンセット。だから、かなり前半で押せる。
6 1905年にアインシュタインがノーベル賞を受賞したのは、物理学におけるどんな研究に関する業績?
<光電効果>
★相対性理論ではないから出る。当時、相対性理論は正しいのかどうかわからなかったので、違う業績に対して授与することにしたのだとか。
★光電効果とは、物質に光を当てると、その物質から電子が飛び出てくるという効果。
7 島原の乱の鎮圧や鎖国の完成など、その頭の良さから「知恵伊豆」と呼ばれた、徳川家光が将軍を務めた時代の老中は誰?
<松平信綱(のぶつな)>
★「知恵伊豆」っていう響きが、覚えたくなります。島原の乱の鎮圧、くらいで押してもよいと思う。
8 岡屋株式会社が販売している、ゴルフのスコアを記録したり、アンケートに記入したりするときによく使われる、上の部分のクリップと一体になった鉛筆のことを何という??
<ペグシル>(イメージわかない人、見たら「あー、あれね」となります。)
9 中国政府や中国共産党の公式見解を発表報道する、中華人民共和国の国営通信社は?
<新華社>
★ニュースで「新華社通信によりますと」というときは中国の公式見解になる。
10 主人公の少年フランソワ・ルピックの成長過程をユーモラスに描いたルナールの小説で、ルピックの赤い髪の毛とそばかすからついたニックネームがタイトルになっているのは?
<にんじん>
★「フランソワーズ・ルピ…」くらいで押しましょう。数々の舞台にもなっています。
★このルナールが書いた「博物誌」の中の言葉がクイズでよく出るのだが、また今度。
[あとがき]
どうやって問題を(このコーナーに関して)作っているのかというと、答えとなる単語から決めます。
日常の目にするものから連想ゲームで、自分の頭にある「過去にクイズとして出ていたなあ」というデータベースを引っ張り出してくるという。
たとえば、赤い物を目にすれば、「赤」→「タコ」→「イカ」→「イカ墨」→「セピア色」
よし「セピア色」を選定しよう、となる。非常に良い頭の体操になるのだ。
で、ここが重要なんですが、いちおう、もう1回そのワードに関して、ちゃんと調べ直して、問題文を一から書いているという点。そこが乱れ打ちと違うところ。
基本問題やなあと思って調べ直すと、思わぬ発見があります!
「おー、それは知らなかったー」というそれに付随する知識が書いてあったりして。
やー、言いたいなあ、でも今は言えないなあ(笑)。
また、出します。今は秘密。
クイズは楽しいのう☆
ではでは。