クイズ王への道 連載72
720問。 なんか出来てしまった。
M-1の審査員にサンドの富澤と立川志らくが入るのかー。特に志らくは辛口そうで楽しみです。
問題。
1 俗に選挙の「三バン」といったら、組織力の「地盤」、知名度の「看板」と、あとひとつ選挙資金の比喩である何?
2 枝が必ず三つに分かれることから名前が付いた、日本銀行券の主な原材料にもなっているジンチョウゲ科の植物は何?
3 チェコの建築家、ヤン・レツルが設計した広島県物産陳列館といったら、現在は「負の遺産」にもなっている何のこと?
4 チェコの卓球選手、ピーター・コルベルが生み出した打法のひとつで、その球の曲がり具合があるバナナの品種のカーブに似ていることから名前がついたものは何?
5 源氏物語を読破しようとした人が、たいてい第十二帖あたりで挫折してしまうことを、その巻名から何という?
6 桜の咲くころに現れることから「春の女神」とも呼ばれる、ある日本の県名が名前に付いた蝶々は何?
7 日本で最初の告別式が行われた人物でもある、ルソーの「民約論」を翻訳し「東洋のルソー」と呼ばれた思想家は誰?
8 失業率が下がればインフレが起こり、インフレを抑えれば失業率が上がることを示す、縦軸に物価上昇率、横軸に失業率を取ったグラフのことを、発表者の名から何曲線という?
9 漫画雑誌「トバエ」を創刊し、その中に収められた、釣りをしている日本と清国、その横取りを企もうとするロシアを描いた「魚釣り遊び」などの風刺画で有名なフランス人は誰?
10 加山雄三のひいひいおじいさんにあたる、かつて500円札の肖像にもなっていた日本の政治家は誰?
解答!
1 俗に選挙の「三バン」といったら、組織力の「地盤」、知名度の「看板」と、あとひとつ選挙資金の比喩である何?
<カバン>
★これも何を見てもこの順番なので、「カバン」が答え。
2 枝が必ず三つに分かれることから名前が付いた、日本銀行券の主な原材料にもなっているジンチョウゲ科の植物は何?
<ミツマタ>
★ガンピ、コウゾ、ミツマタといったら何の原料?という問題なら、日本銀行券とは限らないので「和紙」が答えです。気を付けて。
3 チェコの建築家、ヤン・レツルが設計した広島県物産陳列館といったら、現在は「負の遺産」にもなっている何のこと?
<原爆ドーム>
★チェコの建築家、で押せるね。でも「ヤン・レツル」は覚えておきたい。
ヤン・レツル
4 チェコの卓球選手、ピーター・コルベルが生み出した打法のひとつで、その球の曲がり具合があるバナナの品種のカーブに似ていることから名前がついたものは何?
<チキータ>
★チェコの卓…がポイントですな。チキータバナナに由来。
ピーター・コルベル
5 源氏物語を読破しようとした人が、たいてい第十二帖あたりで挫折してしまうことを、その巻名から何という?
<須磨帰り>
★「須磨源治」と答えても正解。前半の1/5くらいにあたる。
6 桜の咲くころに現れることから「春の女神」とも呼ばれる、ある日本の県名が名前に付いた蝶々は何?
<ギフチョウ> ※ヒメギフチョウも可。でもギフチョウでいいでしょう。
★昆虫学者、名和靖(なわやすし)が岐阜県で採取したことに由来。
7 日本で最初の告別式が行われた人物でもある、ルソーの「民約論」を翻訳し「東洋のルソー」と呼ばれた思想家は誰?
<中江兆民>
★告別式の問題は、市販の問題集にも載っています。
中江兆民(こんな顔、してたんかー)
8 失業率が下がればインフレが起こり、インフレを抑えれば失業率が上がることを示す、縦軸に物価上昇率、横軸に失業率を取ったグラフのことを、発表者の名から何曲線という?
<フィリップス曲線>
★1990年代からあるベタですね。
9 漫画雑誌「トバエ」を創刊し、その中に収められた、釣りをしている日本と清国、その横取りを企もうとするロシアを描いた「魚釣り遊び」などの風刺画で有名なフランス人は誰?
<(ジョルジュ・)ビゴー>
★「トバエ」で押しましょう!
「魚釣り遊び」↓
ビゴー↓
「トバエ」↓ ※鳥羽絵から来ている。鳥羽僧正の鳥獣戯画に由来。
創刊号で終わったそうな。
10 加山雄三のひいひいおじいさんにあたる、かつて500円札の肖像にもなっていた日本の政治家は誰?
<岩倉具視>
★当時500円札が主流だったからテレビでもよく言われていた。
★つまり岩倉具視の玄孫(やしゃご:孫の孫)が加山雄三。のび太君にとってのセワシ君も玄孫。
ではでは!