連載 204

問題

 

 

1 自転周期はおよそ3分30秒である、東京ディズニーシー入り口の噴水に浮かぶ巨大な地球を何という?

 

 

 

 

 

 

 


2 日本の大相撲でも起きている、門戸が開かれた結果、外国勢が優勢となり地元勢が活躍できなくなる現象のことを、その由来であるテニス大会の名前から何現象という?

 

 

 

 

 

 


3 運河が多いことから「北欧のベネチア」と呼ばれる、北欧の国・スウェーデンの首都はどこ?

 

 

 

 

 

 


4 かの毛沢東が作った言葉で、彼が演説で用いてから日本にも広まった、悪い見本として反省材料となる物事を指す四文字熟語は何?

 

 

 

 

 

 


5 飼育頭数が日本で最も多いペンギンや、南米の西海岸を北上する海流にその名を残すドイツの地理学者は誰?

 

 

 

 

 

 


6 「深夜の超特急」と呼ばれた優勝者エディ・トーランにちなんで「暁の超特急」と呼ばれた、1932年のロサンゼルス大会において五輪100mのファイナリストになった唯一の日本人は誰?

 

 

 

 

 

 


7 それを直している様子がまるで踊っているように見えるからなどの説がある、釣りで自分の糸と他人の糸が絡まってしまうことを指す言葉は何?

 

 

 

 

 

 


8 名前に「魚」という漢字が入る日本の都市は3つ。魚沼市南魚沼市とどこ?

 

 

 

 

 

 


9 アメリカの海洋学者フィランダーが、スペイン語で「女の子」という意味から名付けた、ペルー沖の海面温度が平年よりも下がる現象を何という?

 

 

 

 

 

 


10 漢字で海の狸と書けばビーバー、では海の狸の鼠と書く、スペイン語で「カワウソ」という意味の哺乳類は何?

 

 

 

 

 

 

 

解答!

 

 

1 自転周期はおよそ3分30秒である、東京ディズニーシー入り口の噴水に浮かぶ巨大な地球を何という?
<アクアスフィア> ※アクア=水 スフィア=球体

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★ちなみにUSJの地球の名は「ユニバーサル・グローブ」。字を読んでもらうため、実際の地球とは逆回転。

2 日本の大相撲でも起きている、門戸が開かれた結果、外国勢が優勢となり地元勢が活躍できなくなる現象のことを、その由来であるテニス大会の名前から何現象という?
ウィンブルドン現象

 

3 運河が多いことから「北欧のベネチア」と呼ばれる、北欧の国・スウェーデンの首都はどこ?
ストックホルム

 

4 かの毛沢東が作った言葉で、彼が演説で用いてから日本にも広まった、悪い見本として反省材料となる物事を指す四文字熟語は何?
<反面教師>

 

5 飼育頭数が日本で最も多いペンギンや、南米の西海岸を北上する海流にその名を残すドイツの地理学者は誰?
<(アレキサンダー・)フンボルト
 ★天然記念物という用語を初めて使った人でもある。

 

6 「深夜の超特急」と呼ばれた優勝者エディ・トーランにちなんで「暁の超特急」と呼ばれた、1932年のロサンゼルス大会において五輪100mのファイナリストになった唯一の日本人は誰?
<吉岡隆徳(たかよし)> ※ベタ!約90年経っても、五輪の100mファイナリストはこの人だけ。

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★この「暁の超特急」や「五輪」という言葉を考えたのは同一人物=川本信正。
★「暁の超特急」にはスタートダッシュだけが早いという、意味合いも入っている。(夜明け前は超特急だが、そのうち普通の急行並みになってしまう、という意味合いもあるんだとか)

 

7 それを直している様子がまるで踊っているように見えるからなどの説がある、釣りで自分の糸と他人の糸が絡まってしまうことを指す言葉は何?
<おまつり>

 

8 名前に「魚」という漢字が入る日本の都市は3つ。魚沼市南魚沼市とどこ?
糸魚川(いといがわ)市> 

※昔は唯一だったが、前2つが誕生した。けど浮いているから答えはコレ。

 

9 アメリカの海洋学者フィランダーが、スペイン語で「女の子」という意味から名付けた、ペルー沖の海面温度が平年よりも下がる現象を何という?
ラニーニャ現象>
★海面温度が上昇するエルニーニョ(=神の子・キリスト)の反対ゆえ、アンチ・エルニーニョと呼ぶのはキリストを冒とくしているようだとして、フィランダーが男の子・キリストに対し「女の子」という意味で命名

 

10 漢字で海の狸と書けばビーバー、では海の狸の鼠と書く、スペイン語で「カワウソ」という意味の哺乳類は何?
ヌートリア> 

※沼狸と書くこともあり。沼のヌとヌートリアのヌをかけているのかな。
★体がビーバーに、尾がネズミに似ることから「海狸鼠(かいりねずみ)」と書く。

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<コラム>

 

よくクイズに無関係の人から「早押しって反射神経ですよね、こう、パーンと」みたいな言葉をもらうのは代表的なあるあるの1つで、「いやあんまり関係ないし」と心中でつぶやくこともしばしばだが、「頭のひらめきの反射神経」というのは、随分大きなであると思う。

 

何もひらめかずに、誰かに押された場合は「あー、そこで押せるんだ」と学習するとして、ここでは割愛。

 

頭の中のひらめきを「!」で表すとして、

ここで述べたいのは「!」が自分の頭の中に降りた場合だ。

 

「!」が降りた場合、次の3つの感情が付随する。

 

A「それを確実に思い出せる!」

B「それを思い出せそうな気がする」

C「それを思い出せないだろう」

 

Aは問題なしとして、BかCの判断は、もう動物的カンで行うべし。

「思い出せそう」と押したものの「あー、無理だ」

よくあるシーンだが、思い出せそうか思い出せないのかの見極めはメッチャ大事。

 

すると、重要問題はBのパターンだ。Bの「思い出せそう」なら、

①「!」→「思い出せそうだ」→「あ、思い出した」→ポーン!なのか

②「!」→「思い出せそうだ」→ポーン!→「さて、思い出そう」なのか。

 

実践的な観点からは、後者の②の力をつけることが、強靭なクイズ力となる。

 

②の力をつけるには、普段から「思い出すクセ」をつけるのがよい。

「あれはなんだったっけ?あー、あれだ」と自分で思い出す日常を送るべし。

すると「自分は押してからでも思い出せるはず」という自信により、押し方がまるで変ってくると思う。

押した後も、チョロッと聞こえる文字もヒントにしながら。

 

②の力は、意外とみんはやで鍛えられるんじゃなかろうか。

ランクや正解率など気にせずに、「!」で押して、押してから思い出す練習。

 

頑張って!ではでは。