連載 150
ちなみに春休み明け、今の連載の復習もするので、覚えましょう!
問題。
1 ダイヤモンド型、トランペット型、クローバー型などの構造がある、高速道路には欠かせないものといったら何?
2 「ええじゃないか」でもおなじみの赤福餅のCMに登場する侍の名前は何?
3 クイーンのヴォーカル、フレディ・マーキュリーもその信者であった、火を神聖視したため「拝火教」とも呼ばれる宗教は何?
4 フランス語で「1対1」という意味がある、通訳だけを伴った、首脳同士の差しの話し合いのことを何会談という?
5 チョコレートに含まれるココアバターが温度上昇によって表面に吹き出し、まるでカビが生えたように見える現象を英語で何という?
6 アメリカの作家マーク・プレンスキーが自らの著書の中で初めて用いた、生まれたときからIT環境に囲まれて育った世代を指す言葉は何?
7 「クスベット」と呼ばれる黒い皮ズボンを履いて行う、トルコの国技として有名な、いわゆるヌルヌル相撲のことを現地の言葉で何という?
8 たとえば青色の道路標識や青色の防犯用LED照明はこれを応用したものである、薄暗い状況では青色がより鮮やかに見える効果のことを、これを発見したチェコの科学者の名から何という?
9 オオバコやタンポポなどに見られる、その葉っぱが地面上に放射線状に広がって伸びる様子を、バラの花、ローズに似ていることから何という?
10 ギリシャ語で3600という意味がある、およそ18年11日ごとに同じ月食、日食が繰り返されるという周期を何という?
解答!
1 ダイヤモンド型、トランペット型、クローバー型などの構造がある、高速道路には欠かせないものといったら何?
<インターチェンジ> ※仮にジャンクションと答えても、まあ○ですかね。
クイズ的にはインターチェンジが答え。
トランペット型 ★日本のインターチェンジの約7割はコレ。
ダイヤモンド型
クローバー型 ★日本で完全なクローバー型は鳥栖(とす)ジャンクションだけ。
2 「ええじゃないか」でもおなじみの赤福餅のCMに登場する侍の名前は何?
<赤太郎>
3 クイーンのヴォーカル、フレディ・マーキュリーもその信者であった、火を神聖視したため「拝火教」とも呼ばれる宗教は何?
<ゾロアスター教>
★本名をファルーク・バルサラという、➝答え フレディ・マーキュリー
★「ペルシャ人」という意味がある、インドのゾロアスター教徒のこと
➝答え パルシー
★ゾロアスター教の教典 ➝答え アヴェスター
4 フランス語で「1対1」という意味がある、通訳だけを伴った、首脳同士の差しの話し合いのことを何会談という?
<テタテ会談> ※「tete-a-tete」と記述。
5 チョコレートに含まれるココアバターが温度上昇によって表面に吹き出し、まるでカビが生えたように見える現象を英語で何という?
<ファットブルーム> ※ブルーム現象、ブルーミング現象でも可。
6 アメリカの作家マーク・プレンスキーが自らの著書の中で初めて用いた、生まれたときからIT環境に囲まれて育った世代を指す言葉は何?
<デジタルネイティブ> ※マーク・プレ/ンスキーで確定。
7 「クスベット」と呼ばれる黒い皮ズボンを履いて行う、トルコの国技として有名な、いわゆるヌルヌル相撲のことを現地の言葉で何という?
<ヤール・ギュレシ>
★ヤール=油 ギュレシ=レスリング
★毎年6月から7月にかけて「エルディネ」という街で全国大会が行われる、
→答え ヤール・ギュレシ
8 たとえば青色の道路標識や青色の防犯用LED照明はこれを応用したものである、薄暗い状況では青色がより鮮やかに見える効果のことを、これを発見したチェコの科学者の名から何という?
<プルキニエ現象> ※ベタ。「薄暗い」などがキーワード。
9 オオバコやタンポポなどに見られる、その葉っぱが地面上に放射線状に広がって伸びる様子を、バラの花、ローズに似ていることから何という?
<ロゼット> ※「オオバコや」で確定。
★ロゼッタと言わないように。土の上だからロゼッ「ト」➝(土)と覚えるとよい。
★馬車や牛車の轍(わだち)に生えたことから、「車前草(しゃぜんそう)」とも呼ばれる、➝答え オオバコ
10 ギリシャ語で3600という意味がある、およそ18年11日ごとに同じ月食、日食が繰り返されるという周期を何という?
<サロス周期>
★元々は3600年を指す言葉をサロスといい、ハレー彗星のハレーさんが最初に用いた。実際は3600年周期ではないのだが、この誤りが訂正されることなく、今日に至る。
[コラム]
クイズ問題をどうやって覚えるか。
ボクは「問題を作る」ということで覚えるようにしている。ここ2、3年は。
ご存じの通り、ボクは例会に参加するとき、メモ帳を持っている。面白いなと思ったものはキーワードと答えだけメモする。
何か問題を作らなければならないとき、そのメモから復元するのだが、その際に当然「このメモなんだっけ?」となる。
そして調べる。
調べる過程で、他の問題もできちゃったりする。
そういうプロセスの中で、その知識はだんだんと印象づき、自分のものとなる。
さらに問題を作った後、その問題に見惚れる。何回も心の中で読んだりして。
最後に、それらの問題を人に出してみる。
ここまでして、覚えられない問題はまず無い。
問題というのは魂のカタマリなのだ。
問題を聞いて答えるという「受動」から、問題をストックするという「能動」へ移行してみよう。
ではでは。
ではでは。