連載 168

問題

 


1 毎年12月12日に「今年の漢字」を筆で書いて発表している、漢検の理事も務める清水寺の住職は誰?

 

 

 

 

 


2 本名を大出弓紀子(おおで ゆきこ)という演歌歌手で、「鳥取砂丘」「熊野古道」などを歌い、「ご当地ソングの女王」の異名をとるのは誰?

 

 

 

 

 

 


3 上杉,朽木(くつき),高木,青木,片桐,一柳という、木にちなんだ名前の大名屋敷が6つ建っていたことに由来するともいわれる、東京都港区の地名は何?

 

 

 

 

 

 


4 古語で、一日中を「ひねもす」というのに対し、一晩中を何という?

 

 

 

 

 

 


5 「休憩機能」、「情報発信機能」、「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持つ、全国の一般道路に約1200ヵ所設けられた施設は何?

 

 

 

 

 

 


6 薄恕一(すすきじょいち)という、相撲好きの外科医が病院を営んでいた大阪の地名に由来するともいわれる、相撲の後援者を指す言葉は何?

 

 

 

 

 

 


7 本の評判がよく、売れ行きが良いことを、中国の詩人・左思(さし)が「三都賦(さんとのふ)」を作ったときに皆がこぞって書き写し、紙の値段が上がったという故事にちなんで何という?

 

 

 

 

 

 


8 仮面舞踏会やカーニバルでもおなじみの、目元を覆うための装飾を施した仮面のことを、イタリアの地名にちなんで何マスクという?

 

 

 

 

 

 


9 1964年のユネスコ総会で採択された基準によると、「本」とは表紙を除いて本文が何ページ以上の印刷物?

 

 

 

 

 

 


10 イタリア語のスラングで「なんてこった」という意味がある、ギリシャの小さなホテルを舞台に、ABBAのヒットソングで構成された劇団四季のミュージカルは何?

 

 

 

 

 

 

問題

 

 

 


1 毎年12月12日に「今年の漢字」を筆で書いて発表している、漢検の理事も務める清水寺の住職は誰?
森清範(もり せいはん)>

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2 本名を大出弓紀子(おおで ゆきこ)という演歌歌手で、「鳥取砂丘」「熊野古道」などを歌い、「ご当地ソングの女王」の異名をとるのは誰?
水森かおり

 

3 上杉,朽木(くつき),高木,青木,片桐,一柳という、木にちなんだ名前の大名屋敷が6つ建っていたことに由来するともいわれる、東京都港区の地名は何?
<六本木> ※この順番の資料が多く、「上杉、朽木」あたりを覚えておきたい。

 

4 古語で、一日中を「ひねもす」というのに対し、一晩中を何という?
<よもすがら>

 

5「休憩機能」、「情報発信機能」、「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持つ、全国の一般道路に約1200ヵ所設けられた施設は何?
<道の駅> ※このフリはよく出る。なぜならこれが定義だから。

 

6 薄恕一(すすきじょいち)という、相撲好きの外科医が病院を営んでいた大阪の地名に由来するともいわれる、相撲の後援者を指す言葉は何?
<タニマチ> ※薄恕一(すすきじょいち)が、かなりクイズベタなのです。

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直木三十五は幼少のころから、薄恕一の病院に通っていて、直木が借金を抱えた時も仕事を斡旋してあげたりしている。また、直木三十五の弟の名付け親でもある。ちなみに直木三十五記念館は谷町にある。

 

 

7 本の評判がよく、売れ行きが良いことを、中国の詩人・左思(さし)が「三都賦(さんとのふ)」を作ったときに皆がこぞって書き写し、紙の値段が上がったという故事にちなんで何という?
<洛陽の紙価を高める> ※「左思」「三都賦」も押さえる。

 

 ★本の売れ行きが良いことを「洛陽の紙価を高める」といいますが、この由来となった詩人、左思の漢詩は何?
 →答え 三都賦(さんとのふ)

 

8 仮面舞踏会やカーニバルでもおなじみの、目元を覆うための装飾を施した仮面のことを、イタリアの地名にちなんで何マスクという?
ヴェネチアンマスク>

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9 1964年のユネスコ総会で採択された基準によると、「本」とは表紙を除いて本文が何ページ以上の印刷物?
<49頁>
 ★48頁以下は小冊子(パンフレット)。

 

10 イタリア語のスラングで「なんてこった」という意味がある、ギリシャの小さなホテルを舞台に、ABBAのヒットソングで構成された劇団四季のミュージカルは何?
<「マンマ・ミーア!」>
 ★直訳は「オレの母ちゃん」だが、転じて「Oh, my god」に相当。

 

 

<一言コラム>

自分は新興のクイズ研にいましたが、これが老舗のクイズ研に勝てたりしたのは、いくつか原因がありました。

 

向こうさんは浴びるほど早押しを実践していて、問題消費量は多いのでしょうが、1問1問の押さえが荒っぽいなという印象。「あれ、なんだっけ?」みたいなのがけっこうあったんです。

 

こっちは、問題が手に入らないものだから、なんとか手持ちの問題を「一期一会」の精神で、1問1問丁寧に覚えていったわけです。週にペーパークイズ6本はやっていたと思います。おかげでクイズベタは延髄に刻み込まれました。

 

すると知らないうちに、ペーパーでは我々の方が上位に入るようになったのです。さらに早押しでは、ハマれば相手より早く押せるようになっていたのです。

 

早押しの実践ばかりやってても強くなれないよ、という理由はここにあります。

 

早押し実践は、楽しさの割に伸びない。むしろ早押しの場は早押しテクニックを磨く場なんですね。

また、みんはやもある一定以上は伸びないと思います。

「なななか次のランクに行けません」という理由は、ベタの貯金が少ないからにほかなりません。

もちろん、みんはやの星をつけた問題を完璧に覚えていくというのであれば、伸びるとは思います。

 

要は、クイズもまさしく家庭学習の量だと思います。

まずは覚えていく自主練です。

 

したがって、あまり楽しくない自主練とやらをどう楽しくするかというところに発想をもっていったほうが良いでしょう。

 

今の自分の場合、知らないことはとりあえず、自分なりの日本語に落とし込んで、問題の形にするという形をとっています。溜まっていくと楽しいですしね。

 

この連載も、もう1回基本問題の周辺知識を調べるんですが、これがかなり勉強になっています。

 

ではでは!