クイズ王への道 連載92
920問。
[まえがき]
前回のあとがき「(端子が)マックス10でいけるのかー?」をまだ読んでないのかな? もう必要なら +5端子用意するけど、どうしましょ? という意味です。
問題。
1 ジュゴンの好物として知られ、日本の植物の名前としては一番長い「リュウグウノ オトヒメノ モトユイノ キリハズシ」という、この海藻の短い和名は何?
2 紅茶を冷やしたとき、タンニンとカフェインが結合し白く濁ってしまうことを英語で何という?
3 ある布地を触ったときのような滑らかさでことが進んだことから、1989年にチェコスロバキアで起きた民主化の革命のことを何革命という?
4 瀬戸内海タートルマラソンのスタート地点にもなっている、土庄町(とのしょうちょう)と対岸の渕崎地区から1文字ずつとって名前が付いた、世界一狭い海峡はどこ?
5 ホテルの客室の洗面所に用意された、歯ブラシ、髭剃り、櫛などの製品を、「快適さ」という意味の英語を用いて何グッズという?
6 主人公エンリーコ少年が聞いた「先生のお話」が9つ載せられ、その中の1つ「アペニン山脈からアンデス山脈まで」は「母をたずねて三千里」としてアニメ化された、デ・アミーチスの小説は何?
7 肉がジュージュー焼けるときの英語の擬音語から名前が付いた、ボトルの栓を開ける音や飲み物を注ぐときの音など、五感に訴えて購買意欲をそそらせる広告のことを何という?
8 これが発見されたイタリア、ミラノの西にある町の名前に由来する、プリンターのインクでもおなじみの、明るく鮮やかな赤紫色を指す言葉は何?
9 雪合戦の公式ルール。1チームで出場できる人数は7人、では使える球は何球まで?
10 神武天皇の東方遠征の際、熊野から大和へ道案内をした三本足のカラスで、日本サッカー協会のマークや小説「下町ロケット」で打ち上げられるロケット名にもなっているのは何?
解答!
1 ジュゴンの好物として知られ、日本の植物の名前としては一番長い,「リュウグウノ オトヒメノ モトユイノ キリハズシ」という、この海藻の短い和名は何?
<アマモ>
★リュウグウノ オトヒメノ モトユイノ キリハズシはクイズ本・能勢本に載っている。
アマモ↓(根っこが甘いからその名がついた)
2 紅茶を冷やしたとき、タンニンとカフェインが結合し白く濁ってしまうことを英語で何という?
<ミルクダウン(クリームダウンも可)>
★「紅茶を冷やしたとき」で押せますね。
左のカップ内がミルクダウンしたもの。よくありますよね。
3 ある布地を触ったときのような滑らかさでことが進んだことから、1989年にチェコスロバキアで起きた民主化の革命のことを何革命という?
<ビロード革命>
★補足 2000年代のよくでる革命
ジャスミン革命=チュニジア / バラ革命=グルジア(現在のジョージア)
4 瀬戸内海タートルマラソンのスタート地点にもなっている、土庄町(とのしょうちょう)と対岸の渕崎地区から1文字ずつとって名前が付いた、世界一狭い海峡はどこ?
<土淵海峡(どふちかいきょう)>
★Wikiでチラッと最後に「毎年11月に行われる瀬戸内海タートルマラソンのスタート地点」と書いてあって、こういう部分をクイ研はフリにするんだよね。
土淵海峡(これって海峡かー???)
5 ホテルの客室の洗面所に用意された、歯ブラシ、髭剃り、櫛などの製品を、「快適さ」という意味の英語を用いて何グッズという?
<アメニティ グッズ>
★こういうベタも。
6 主人公エンリーコ少年が聞いた「先生のお話」が9つ載せられ、その中の1つ「アペニン山脈からアンデス山脈まで」は「母をたずねて三千里」としてアニメ化された、デ・アミーチスの小説は何?
<「クオレ」>
★イタリア語で「心」という意味=クオレ
★「アペニン山脈からアンデス山脈まで」という原題はベタ。絶対ベタ。
「クオレ」↓ by デ・アミーチス
7 肉がジュージュー焼けるときの英語の擬音語から名前が付いた、ボトルの栓を開ける音や飲み物を注ぐときの音など、五感に訴えて購買意欲をそそらせる広告のことを何という?
<シズル広告>
★クイ研は「肉がジュージュー」で押す。★お笑いの「しずる」もこれに由来か。
★ひねくれたボクは「肉のジュージュー焼ける音から名前が付いた、焼き肉屋は?」
答え「叙々苑(じょじょえん)」っていうのを出したことがあるけどね。
8 これが発見されたイタリア、ミラノの西にある町の名前に由来する、プリンターのインクでもおなじみの、明るく鮮やかな赤紫色を指す言葉は何?
<マゼンタ>
9 雪合戦の公式ルール。1チームで出場できる人数は7人、では使える球は何球まで?
<90球>
★サッカーのPKにあたるものをヴィクトリースローっていうのかー、勉強になった。
★水球も7人だし、7人という人数を覚えておこう。
10 神武天皇の東方遠征の際、熊野から大和へ道案内をした三本足のカラスで、日本サッカー協会のマークや小説「下町ロケット」で打ち上げられるロケット名にもなっているのは何?
<八咫烏(ヤタガラス)>
★点を取り行くなら、ボクは「神武天皇の東方遠征」で押します。
[あとがき]
下町、サイコー! メッチャ良かった。
「半沢直樹」は復讐劇がメインでしたが、下町は復讐を超えた向こう側には何もないんだという部分まで描き切っており、すがすがしい。人への思いやりの大切さも感じたし。
いろんな伏線が回収されていくのも、観ていて気持ちよかったですね。
元キング・オブ・コメディの今野に言う「おまえ、最近、殿に似てきたな」というセリフでさえ、この先、会計ちゃんとやっていくんだな、安泰だと思わせる細かな配慮。
殿を演じた立川談春、こまかすぎて伝わらないモノマネ選手権で誰かやりそう(笑)。
ちなみに仲の悪い農業仲間は、元To be continuedのボーカルね。今はチョイ役俳優。
ロケットからの通信で無人コンバインを操作する部分も、今回でやっと伝わってきたし。(25センチのズレを修正するくだり)
ここでパート1と2がビタッとつながった気がしました。
徳重さん演じる定時の男、軽部が輪をかけて良い人になっていたのは、ドラえもんの映画版だけメッチャ善人になるジャイアンを彷彿とさせ、「んなアホな」感はありましたけど。
助演男優賞を挙げるなら、吉川さん。もうね、男から見て財前はちょっとカッコよすぎて、杉原千畝ってこんな感じの人やったんやろうなーとか。
安田さんもうまいねー。(教授役の森崎さんも、安田さんと同じTEAM NACKSですよね。)
福澤朗が早稲田で演劇やってた人だが、古館さんも演劇かじっていたのかな?妙に途中から古館であることを忘れるくらい、イヤーな演技でね。
台風情報のアナウンス、福澤朗の声でしたね(と思ったけど)。
助演女優賞はイモトでしょう。この人をチョイスしたスタッフの先見の明が素晴らしい。天才的にメカにくわしい島ちゃんの、ちょっとオタク的でありカンの鋭い雰囲気もうまく演じていて、なんといっても温かみをも感じる。まあ島ちゃんと伊丹君が仲直りするシーンが若干学芸会的だったのはご愛敬か。
下町が未来の農業を救うという大きなビジョンを描くのをみて、
「我が県にも、いろんな高校にクイ研ができていって、練習試合とかできたら面白いんだろうな」と壮大な未来を思い浮かべたくなります。
その礎を築いたのは君たち。ウチらはもう佃製作所や(なんのこっちゃ・笑)。
どうでもいいことをいうと、ロケット打ち上げで「成功です!」というセリフだけの人、落合博満の息子ですね。こういうこまかすぎて伝わらない面白みがまたステキです。
観ていない人は、ぜひTVerで。
ではでは!