クイズのいろは
新入生に「どうなりたい?」というドストレートな質問を投げかけて
「楽しくやりたいです」という返答が返ってきましたが、その通り!!!
で、楽しむためには、そりゃあ、たくさん答えられた方がたっぱり楽しいはず。
今日の「クイズのいろは」では、知っておくと、より楽しめる概念を教えておきます。
[クイズのいろは]
~クイズ用語~
「名数問題」
名数問題とは「~~なものは3つ。AとBとあとひとつは何でしょう?」というもの。
●例 世界三大珍味とは、キャビア、フォアグラと何でしょう? 答え トリュフ
世界三大珍味とは、キャビア、トリュフと何でしょう? 答え フォアグラ
さて、ボタンをどこで押したらいいでしょう?
そう、「読ませ押し」です。
キャビアの一呼吸後で押して、文字を読ませましょう。
キャビア、(ポーン!) フ…
キャビア、(ポーン!) ト… で答えが1つに決まるからです。
世界三大珍味には順番がなく、何が答えになるかわからないので、文字を読ませます。
では次はどうでしょう?
●1 サンドイッチのBLTサンドとは…
●2 日本の祝日の名前で、「け」から始まるのは3つ、
1は、BLTがベーコン、レタス、トマトの頭文字なので、他の2つを聞くこともなく、
「BLT」と聞いた瞬間、「トマト!正解!」です。
2は 普通に、順番があるものなので、他の二つを聞かなくても、一番最後にやってくる「敬老の日」が答えとなります。
つまり、名数の中でも、順番があるものは、他の2つを聞かなくてもその最後が答えなんです。
最後に、
・日本に生息するヤマネコは2種類、/…
これは他1つを聞く必要がありません。
イリオモテヤマネコがあまりに有名なため、「いまさら」になるのです。
答えは、「ツシマヤマネコ」となります。
このように1つだけメッチャ浮いている場合、他を聞く必要がありません。
~クイズ用語~
「ベタ」
先輩方の会話や、ボクなんかが「これはベタや」なんていう言葉を耳にすると思います。
「ベタ」というのは、「何回もよく出されている、手垢のついた問題」という意味です。先の「ツシマヤマネコ」も手垢問題と言えます。
例えば…
第1問 「おい、/」 ★先輩方はここで一斉に手が動く!
第2問 川底が /
答えは、今わからなくてもかまいません。
第1問 は 「おい、地獄さいぐんだで」という書き出しで始まる、小林多喜二の代表作は何? 答え「蟹工船」
第2問 は 川底が周囲の土地より高くなっている川のことを何という?
答え 天井川
こういうものを「ベタ問」と呼びます。
自分はベタ問がめっぽう強いのですが、
問題文を聞くとき、最初の5文字は超集中して聞くようにしています。
ベタ問は何回も出され、最近でいうと「トラッキー」が2回出題されましたね。
1回出された問題は「知らないなあ」ではなく
「へえ、覚えとこう。トラ+ラッキーかあ」みたいに、「へえ」と思うことが大事。
問題とは一期一会の気持ちで接し、「へえ」と面白がることで、強くなれると思います。
ではでは!